こんにちは。
入院中は長い時間を持て余すことも多く、読書はスキマ時間に最適ですね。
特に短編集なら、短い時間でもサクッと楽しめ、疲れたら途中で区切りをつけやすいのが魅力です。
という事で今回は、入院中の高齢者の方におすすめしたい気軽に読めて楽しめる短編集を5冊ご紹介します。
入院中のご両親やおじいちゃんおばあちゃんにもぜひ。
入院中の高齢者の方におすすめの小説（短編集）
『夜のくもざる』 - 村上春樹
あらすじ
村上春樹が書いたショートショート集。どれもシュールで不思議な世界観が特徴で、思わずクスリと笑ってしまうようなユニークな物語が詰まっています。
おすすめポイント
短いながらも、独特の世界観に引き込まれ、読後に心地よい余韻が残ります。軽く読めるので、疲れている時にもぴったりです。
『きみはポラリス』 - 三浦しをん
あらすじ
「愛」をテーマにした三浦しをんの短編小説集。様々な形の愛が、ユーモアと優しさをもって描かれ、時に切なく、時に温かい物語が展開されます。
おすすめポイント
一つ一つの物語が短く、日常の中に感じるささやかな幸せを描いています。明るく前向きな気持ちになれるため、入院中の気分転換にも最適です。
『幸福な食卓』 - 瀬尾まいこ
あらすじ
様々な登場人物の心の動きや日常を描いた短編集。家族や友人との絆、日常のささやかな幸せが描かれています。
おすすめポイント
穏やかな物語が多く、心に優しく響く作品です。読んでいて心が落ち着き、入院中の不安を和らげるのにぴったりです。
『旅のラゴス』 - 筒井康隆
あらすじ
ラゴスという男が、過去から未来、異世界を旅する物語を描いた短編集。旅をテーマに様々なエピソードが描かれ、軽妙な語り口で楽しめます。
おすすめポイント
一話ごとに旅が完結するスタイルで、気軽に読めるのが魅力。どこか遠くに旅立った気分になれるので、入院中のストレス解消にもなります。
『よだかの星』 - 宮沢賢治
あらすじ
日本の文学の巨匠・宮沢賢治の短編集。自然や生き物をテーマにした心温まる物語が多く、人生の教訓が隠されています。
おすすめポイント
自然と調和した美しい文章が特徴です。入院中の心に静かな癒しを与え、読後に穏やかな気持ちになれる作品です。
まとめ
入院中に暇つぶしとして気軽に楽しめる短編集を10冊ご紹介しました。短編集は、疲れた時や時間が限られている時にもぴったりで、物語の区切りが多いので無理なく楽しむことができます。ぜひこれらの作品を手に取り、入院生活を少しでも楽しく豊かにしていただければ幸いです。
