みんなが大好きディズニーリゾート!!
まさに夢の世界!
ディズニーリゾートは勿論バリアフリーも行き届いており、車椅子ユーザーも安心して楽しめるように工夫がされています。
しかし、車椅子ユーザーの方にとって初めて訪れるディズニーリゾートは少しの不安もありますよね。
そこで今回は車椅子ユーザーのためにディズニーリゾートを楽しむ方法をご紹介します。
ディズニーリゾートを訪れる際に注意すべきポイントや知っておくと便利なポイントなどをご紹介していくので参考にして頂ければ幸いです。
車椅子で楽しむディズニーランド・ディズニーシー
注意事項
①車椅子の場合はアトラクションに同行者が必要
車椅子ユーザーがアトラクションを楽しむ場合は付き添いの同行者が必要です。基本的に車椅子ユーザー1人でアトラクションに乗ることは出来ません。アトラクションを楽しむ場合は必ず同伴者(健常者)の方の同伴が必要です。ただし乗り物に乗らない・動かないタイプのアトラクションは一人でもOKな場合があります。
②アトラクションごとに確認事項がある
安全にアトラクションを利用するために利用前にキャストから確認事項があります。
確認内容は、施設ごとに異なるため、各アトラクションで行います。
また、確認事項を満たしていないとキャストが判断した場合は利用が出来ないこともあります。
③事前の計画が最重要
健常者の方も同じですが、事前に乗りたいアトラクションや食べたいもの、買いたいものはある程度決めておくと当日スムーズに行動できます。
また、パーク内はかなり広いです。バリアフリーになっていますが段差になっている所は脇にスロープがあるので遠回りの移動になりがち。同行者が一緒にいる場合、車椅子を押す同行者の体力が結構消耗されてしまうので同行者の方の体力も考慮しつつパークをまわることが大事。
行ってから決めようと思うと意外と決められなくて入口でもたもたしてしまい時間を無駄にしてしまったなんてことに…事前にきちんと計画を立てておくことがディズニーランド・ディズニーシーを満喫するポイントです。
最低限、食べたいもの・絶対乗りたいもの・買いたいものは決めておきましょう。食べたいものがプライオリティシーティング対応の場合は、事前に予約をしておくと安心です。お土産はオンライン購入も可能ですがオンラインで売り切れている場合もあるのであらかじめチェックしておきましょう。
チケット購入
現在ディズニーシーのチケットは オンラインから事前購入(日付指定)のみです。(購入後日付変更可能)
当日、エントランスで購入する事は出来ませんので注意して下さい。
チケットの種類も限られていますので必ず下記を確認して下さい。
チケット購入について
割引
身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳(愛の手帳、緑の手帳)、被爆者健康手帳、戦傷病者手帳、障害福祉サービス利用のための各種受給者証
上記いずれかの証明書をお持ちの方はチケットの割引があります。
入園当日に必ず対象の証明書原本をお持ちください。
入園口でキャストの確認があります。
※対象の証明書原本をお持ちでない場合は入園できないので注意です。
大人 ¥6,500 / ¥6,800 / ¥7,100 / ¥7,400
中人 ¥5,300 / ¥5,600 / ¥5,900 / ¥6,200
小人 ¥3,800 / ¥4,000 / ¥4,200 / ¥4,400
同伴者1名も割引の対象です(証明書をお持ちの方1名に対して同伴者1名に限り購入できます。)同伴者について
まずは、事前に準備できることから始めましょう。ディズニーリゾートでは、事前予約でスムーズにチケットを購入することができます。オンラインでチケットを購入することで、当日並ぶ手間を省き、入場もスムーズです。高齢者の方や車椅子を使用している場合、長時間の待ち時間は体力的に厳しいこともあるため、事前にチケットを手配しておくことが重要です。
また、車椅子のレンタルもディズニーリゾート内で行っていますが、数に限りがあるため、混雑が予想される日や連休時期は早めに行動するのが賢明です。持参の車椅子であれば、より快適に過ごせます。
バリアフリーサービス
車椅子レンタル
ディズニーランド・ディズニーシーでは車椅子のレンタルができます。車椅子ユーザーであればご自身の車椅子があると思いますが、一般的な車椅子や電動の車椅子レンタルも用意されています。
レンタルできる車イス、電動カート | サイズ |
---|---|
大人用車イス |
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大人用車イス(大型) |
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小人用車イス |
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電動カート |
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介助用電動車イス |
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また、バギーを車イスとして利用されている方はタグが用意されています。このタグを貰うとアトラクションの利用や、ショー鑑賞エリアなどで車イスの方と同様に対応してくれます。
バギーを車イスとして利用されている方へのサービス
東京ディズニーランド東京ディズニーシーでは、バギーを車イスとして利用されている方のためにタグを配布しています。これを付けていればアトラクションの利用や、ショー観賞エリアなどで、車イスをご利用の方と同様に対応してもらえるので便利です。
タグは以下の場所で配布されています。
パーク・施設名 | タグの配布場所 |
---|---|
東京ディズニーランド |
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東京ディズニーシー |
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ディズニーアンバサダーホテル |
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東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ |
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東京ディズニーランドホテル |
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東京ディズニーセレブレーションホテル |
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東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル |
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イクスピアリ |
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ディズニーリゾートライン |
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ディズニーリゾートでは、バリアフリー対応がしっかりとされています。車椅子を利用するゲストが乗れるアトラクションや、スロープが設置された場所も多く、高齢者の方でも安心して楽しむことができます。
特に利用したいのは、**ゲストアシスタンスカード(GAC)**です。これは、車椅子や身体に制約があるゲストが快適にアトラクションを楽しむためのサービスで、必要に応じて並ぶ時間を短縮したり、別の待機エリアに案内されたりします。パーク内の総合案内所で手続きを行えば、当日すぐに利用可能です。
持ち物
基本の持ち物
上記の物は健常者の方も同様の必須アイテムです。
マスク
ディズニーランド・ディズニーシーでは、現在マスク着用は自由です。しかし感染症が流行する時期は屋内でマスクをつけていた方が安心。特に持病のある方は周囲の感染症流行状況に注意して自己判断して下さい。
常備薬・保険証
持病のある方は保険証、公費を利用するための証明をお持ちの方はそちらもセットで持って行くと安心です。体調不良で病院にかかる際、保険証が無いと実費での支払いになります。コピーで代用できると思っている方がいるのですが出来ません。(修学旅行や遠足の学生のみが代用可能)
持病のある方は飲んでいるお薬を必ず持参して下さい。少し余分に持って行って無くした時や落としてしまった時に対応できるようにしておいてください。
マイナンバーカードは保険証の代わりになるのでマイナンバーでもOKです。ただしオンラインで確認利用出来る有効期限はカードを発行してから10年ではなく5年間なのできちんと更新しているか、または有効期限が切れていないかチェックして下さい。切れていると病院で使えません。
財布・クレジットカード・交通系IC・電子マネー
ディズニーランド、ディズニーシーでは、クレジットカードが便利です。その他にクイックペイ、iD、交通系IC(Suicaなど)が使えます。
クレジットカードを持ってない場合は交通系ICが便利です。
ワゴンのポップコーンやチキンを買うときに現金だともたついてしまいます。
しかも日が暮れた後のパークは結構暗く高齢者の方は大変。
事前にクレジットカードか電子マネーを作る、もしくは交通系ICを持って行く事をおすすめします。
私の娘達も小銭を出すのが大変だからと言って、Suicaを持って行ってました。
電子マネーやクレジットカードを利用する場合、お財布はコンパクトなもので十分だと思います。
スマホ・モバイルバッテリー
ディズニーシーに行く際、スマホは必須アイテムです。
アプリでスタンバイパスを取得したり、待ち時間を把握したり、ショーやレストランの予約をするのでスマホなしで行動するとなると現地で行ったり来たりと大変です。
スマホと同様、モバイルバッテリーも必須アイテム。1日中使うのでスマホの電池は全然もたないです。少なくとも1つはモバイルバッテリーを用意しておいた方がいいです。
持っていない場合は、モバイルバッテリーのレンタルも出来ます。
パーク内外に設置されたレンタルスペースであれば、どこでも借りられて、どこでも返すことができます。ただし専用アプリのダウンロードや登録が必要です。電池が切れる直前だと大変なことになるので利用を考えている方は気をつけて下さい。
パーク内でのレンタル料金は1時間以内180円、2時間未満360円、3時間未満540円です。
チャージスポット
※一応ディズニーホテル、ミラコスタにコイン式で充電できる場所があるのですが、現在は宿泊者やレストラン利用者しか入館することが出来ません。
イクスピアリにある無料充電スペースはこちら
飲み物・水筒
飲み物はディズニーシーでも購入できます。ペットボトルでも販売していますが少し高めです。ディズニーシーの物価は通常の1.5倍~2倍位なので自分で用意していく方が安くすみます…が荷物にはなります。
必要な場合の持ち物 車椅子ユーザー
上記は必要な方だけ持って行って下さい。個人によって排泄に必要なものや食事に必要なものがあると思います。ご自身で外出時に必要としている物を持参してください。
杖を車椅子と併用する方は杖を持って行く事を忘れずに。
季節別 持ち物
ディズニーシーは夏以外は夜ぐっと冷え込みます。
必ずひざ掛けやブランケットを持って行ってください。コレおおげさかな~位の用意でちょうどいいです。
私はシーまで車で行くのでブランケットは人数分車に置いておきます。
夏もアトラクションによっては冷房で寒いので薄いものをバッグに入れています。
夜は冷えますが、逆に夏の日中は驚くほど暑いです。車椅子ユーザーの方は地面に近い分さらに照り返しが暑く感じます。車椅子の背面や座面も蒸れて暑いので、ひんやりするグッズや蒸れて熱がこもらないグッズなどを用意しておくと安心です。
車椅子に日傘が取り付けられるグッズなどもあるとかなり重宝します。
あると便利な物
シッパー付きの袋
シッパー付きの袋は、便利なのでLサイズとMサイズいつも両方持って行きます。
Lサイズの袋はポップコーンをレギュラーサイズで買って入れるのに便利です。
乗り物に乗るときはシッパーを閉めてバッグに入れられます。
ポップコーン用のバケットに入れる時も、袋に入れてからバケットに入れれば、汚れないしこぼれないので安心。
Mサイズの袋はチキンなど小さめのフードを入れたりするのに便利です。基本フードは袋に入っていないので人数分買って持つのが大変です。
でも1つずつ袋に入れて渡せば、衛生的で汚れないので便利です。
ウエットティッシュ・つまようじ・歯間ブラシ
ウエットティッシュは結構使います。ディズニーと言えばワゴンで買ったものをその場で食べるのが楽しい醍醐味です。その都度手洗いできない時には便利なので必ず持って行ってます。
楊枝や歯間ブラシは、チキンを食べた後やポップコーンを食べた後に歯に挟まるので私は持って行く事にしてます。
レジャーシート・折り畳みクッション
レジャーシートや折りたたみのクッションは、同行者の方とショーを見る時に必須です。車椅子ユーザーの方はショーの観賞席が車椅子専用のエリアになります。同行者の方も一緒に見られますが
少し大き目のものがあると便利です。大きすぎるのは迷惑ですが、キツキツだと辛いので少し足を崩してもOKなくらいのものを用意するとベスト。
車椅子ユーザーにおすすめのアトラクション
アトラクションには車椅子をおりて乗るタイプと車椅子のまま観るタイプの2種類です。車椅子を降りて乗るタイプのアトラクションは同行者が必ず必要になりますが、車椅子のまま利用できるアトラクションであれば一人でも楽しむことが出来ます
ディズニーランド編
魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”
いたずら好きの「スティッチ」がチキの神々やゲストを巻き込んでの、にぎやかなショーを繰り広げるアトラクショー魅惑のチキルーム スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”ウクレレ片手に現れたスティッチの歌を聴きながらトロピカルな気分で盛り上がれます。並んでるところは見たことないので基本すぐ入れます。
疲れたらとりあえずチキルームで休憩です。
カントリーベア・シアター
18頭のクマたちが誰でも一度は聞いたことのある名曲を披露してくれるカントリーベア・シアター。本場のカントリーミュージック、マウンテンソング、ブルーグラスの名曲が演奏され、18世紀~19世紀に流行した楽曲など季節によって変更されゲストが楽しめるような音楽で構成されています。
高齢者のおじいちゃんおばあちゃんには懐かしい曲がそろっているはず。
暗くて15分くらいあるので、目を閉じて休むことも出来ます。子供が小さい時には正直このアトラクションにいつも助けられてました。
ミッキーのフィルハーマジック
ミッキーのフィルハーマジックは、3Dメガネをかけて観るシアタータイプのアトラクションです。
聴いても見ても楽しい魔法のコンサートにたくさんのディズニーキャラクターが登場します。何度見ても楽しい気分になれるので高齢者の方にもおすすめです。ノリノリになること間違いなし。3Dなので3Dメガネのかけ忘れには注意して下さいね。
イッツ・ア・スモールワールド
世界中の子供たちが各国の民族衣装で歌う「小さな世界」の歌を聴きながらボートに乗って世界一周の旅をするアトラクションイッツ・ア・スモールワールド
私の母はこれが一番お気に入り。可愛い人形とカラフルな衣装がメルヘンな世界に連れて行ってくれます。乗っている時間も10分程度なので疲れた時の休憩にもなります。高齢者の方や小さなお子さんにとっても人気のアトラクションです。
ディズニーシー編
マジックランプシアター
舞台は、自称“世界で一番偉大なマジシャン” シャバーンによる初のワンマンショーマジック・シアター
ジャバーンに箱に閉じ込められてしまったジーニーが繰り広げる、迫力のパフォーマンスが最高です。
一応ジャバーンは悪者なのですが、終始繰り広げる観客との掛け合いトークが面白くて憎めません。わかりやすく楽しいワンマンショーなので高齢者の方も是非ジャファーとコミュニケーションをとってもらいたいアトラクションです。
後半は3Dメガネをかけてのアニメーションになりますが、これも迫力あってついつい避けてしまうかも。音楽も盛り上がれるのでおすすめです。
23分あるので同行者の方も楽しみながら疲れた足を休憩できるのでおすすめ。
ヴェネツィアン・ゴンドラ
歌がうまくておしゃべり好きのゴンドリエたちが漕ぐゴンドラに乗って運河をひとめぐりするヴェネツィアン・ゴンドラ
ゴンドラから見るメディテレーニアンハーバーの景色は最高です。日中も夕暮れ時も夜も絵になるので、好みの時間帯に乗ってみて下さい。そこでぜひ写真を撮ることをおススメします♪もしお誕生日なら、ゴンドリエからお祝いしてもらえます。
シンドバッド・ストリートブック・ヴォヤッジ
ボートに乗ってシンドバッドと子トラのチャンドゥと一緒に冒険の旅に出るアトラクション、シンドバッド・ストリートブック・ヴォヤッジ
イッツアスモールワールドのようにキラキラ感は無いけど、毎回必ず乗ります。アラン・メンケンの楽曲がとても良く乗っていて気持ち良いアトラクションです。
ストーリーもしっかりしていて十分楽しむことが出来ますし、ボートはゆったり進んで乗車時間は約10分。待ち時間もだいたい5分程度なのも魅力的でオススメです。
終わりに
ディズニーランドやディズニーシーは、年齢や身体の状態に関係なく、誰もが楽しめる場所です。高齢者の方や車椅子を利用するゲストのために、多くのサービスや施設が整備されています。事前の準備をしっかり行い、無理なく、夢の国での素晴らしいひとときを過ごしてください!
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