アニメーターになりたい!
と思ったら進学を考えるのがアニメーションの専門学校。
アニメーションの専門学校と言えば、「代々木アニメーション学院」とともに有名なのが
『アミューズメントメディア総合学院』です。
正直、自分の娘がアニメーターになりたいと言い出すまで知らなかった学校ですが、アニメの世界では実績のある有名な学校です。
アミューズメントメディア総合学院を検索してみると、悪い口コミもありますが、良い口コミも結構あります。評判も良かったり、悪かったりと・・・
実際のところどうなのかが全然わかりませんって。
わからないなら行って確かめるしかありませんね!
というわけで今回は、
アミューズメントメディア総合学院の口コミ・評判が本当なのか知りたい。
アミューズメントメディア総合学院へ進学を考えているけど、評判が不安。
ネットで検索してもフワッとした情報だけで本当のところが分からない!
という方々のために、
アミューズメントメディア総合学院に見学・面談に行った我が家が実際どうだったのか感想とともに詳しくお伝えします。学費やカリキュラム、面談の印象や学校の様子も徹底解説。
アミューズメントメディア総合学院へ進学を考えている方、迷っている方の参考になれば幸いです。
アミューズメントメディア総合学院とは
アミューズメントメディア総合学院とは設立1993年、今年で29年の歴史あるアニメーション学校です。
アミューズメントメディア総合学院の声優科は大所帯ですが、アニメーション学科は少人数で結構アットホームな感じです。実績もしっかりある学校で、良い口コミや評価も結構あります。
同じAMGグループですが、東京・恵比寿にあるアミューズメントメディア総合学院と大阪にアミューズメントメディア専門学校があります。
東京恵比寿のアミューズメントメディア総合学院は「無認可校」大阪のアミューズメントメディア専門学校は「認可校」となっています。※今回は東京恵比寿にあるアミューズメントメディア総合学院の解説です。
アニメーション学科について
アニメーション学科は、作画の基礎がキチンと身につく「アニメーター・監督専攻」、プロデュース人材に必要な幅広い知識と技術を学ぶ「制作・プロヂューサー専攻」の2つのコースがあります。
ちなみに3DCGアニメを学びたい方は、ゲーム・アニメ3DCG学科もあります。
アミューズメントメディア総合学院の学費
アミューズメントメディア総合学院アニメーション学科の学費は
1年目 1,495,000円(教材費など・その他費用込み)
2年目 1,400,000円(教材費など・その他費用込み)
合計 2,895,000円
アニメーション専門学校の平均的な学費は、260万前後から300万前後です。アミューズメントメディア総合学院の学費も安いというわけではありませんが一般的な専門学校の学費と比べても大差はありません。
早期出願者や推薦入学者には10万円の入学金免除があります。
AO入学を希望される方にも、学費の免除があります。出願時期によって免除金額は変わります。(第1期 10万円、第2期 5万円)
特待生制度があるので選考によっては奨学金が支給されます。
国の教育ローンや学費ローンにも対応。
学生寮やアパートもあり、新聞奨学生制度もあります。
カリキュラム
アミューズメントメディア総合学院アニメーション学科のカリキュラムは、現場で即戦力となれるようしっかり実力をつけられるよう組まれています。
デッサン授業では、クロッキーを中心に素早くモノの形を取る訓練を行います。初心者でも基本から学習することで、基礎画力をしっかり習得できます。作画の講義では、最初はシンプルなキャラクターを動かし基本の動きを学習します。複雑なキャラクターを動かせるようステップアップしていきます。
基礎のデッサンから始まり、作画、企画・演出、ポートフォリオの作成など充実したカリキュラムです。
基本1日に2コマの日程なので、専門学校に比べると授業数が若干少ない印象です。ただ、アニメーションを学ぶにあたり、授業がたくさんあれば上達するというわけでもないので授業数は気にしなくていいと思います。
実績
アミューズメントメディア総合学院では、就職希望者には担任はもちろん、専任の就職担当者が常駐し、一人ひとりの個性にあった進路指導がされています。
AMG インターンシップなど他校にはない独自のシステムも多数あり業界へ就職をサポートする環境が整っているため高い実績があります。
ホームページの就職実績からも確認できます。
アミューズメントメディア総合学院のメリット・デメリット
メリット
生徒一人一人へのフォローが手厚い
アミューズメントメディア総合学院は担任の先生や講師が生徒ひとりひとりをしっかりフォローしてくれる体制が整っています。
アニメーション学科は少人数制のため、生徒一人一人としっかり向き合って指導する事が可能。先生はフレンドリーで話しやすく、生徒の個性に合わせて向き合ってくれるので、引っ込み思案な方でも安心です。
そして、アミューズメントメディア総合学院の手厚いフォローは卒業後も続きます。キャリアアップ支援や勉強会など卒業してもAMGとともに成長出来る家族のようなアットホーム感。しかもOB・OGの方々が積極的に関わりを持ってくれるので夢へのバックアップにもなります。
就職のサポート体制がしっかりしていて安心
アミューズメントメディア総合学院は、入学前から個別に興味・関心のヒアリングを行い、
技術の向上や適性のアドバイスなどによる進路支援を行っています。
アニメーション業界との太いパイプがあり、一般には出ていない求人や就職情報を入手しており様々な制作会社への就職のサポートがしてもらえます。各企業から採用担当者が来校し企業説明を行ったり、リアルな情報を公開することもあります。
また、専任のキャリアセンタースタッフが生徒一人一人に合わせた指導を行い、しっかりと指導してくれるのも安心なポイント。そのため、アミューズメントメディア総合学院は高い就職率となっているんです。
生徒ひとりひとりへきめ細やかなサポートで安心して就職活動に取り組めます。
アミューズメントメディア総合学院の就職実績はホームページの就職実績から確認できます。
現役アニメーターの講師陣
アミューズメントメディア総合学院は、プロと同じアニメの制作工程を創りながら学ぶ、現場実践主義です。
そのため講師の方は、現役で活躍中のプロ。現場で培ったノウハウをしっかり指導してくれます。プロから教わることで即戦力となる実力がグングンつきます。
アニメーション科は少人数なので生徒一人ひとりに合わせて指導を行うことができます。授業についていけない生徒がいても、しっかりフォローしてくれるので心配いりません。
デメリット
無認可校であること
アミューズメントメディア総合学院(東京恵比寿)は、企業が運営する専門のスクールのため「無認可校」です。
この無認可校である最大のデメリットは、通学定期が使えないこと。
通学定期が使えないので通勤定期となり交通費がかかります。近所に代々木アニメーション学院がある方はラッキーこの上ないですが、2時間近くかけて通学する生徒もいるので交通費が結構かかるのは痛いですね。
ちなみに無認可校は、履歴書に書けないとネットで書き込みがありますが、書いてはいけないという決まりはありません。
アニメーション業界で就職を考える場合は記入してOKです。アニメーション業界はアミューズメントメディア総合学院が無認可校だと十分わかっているので、全く問題ありません。
液タブ中心の授業ではない
アミューズメントメディア総合学院では、アナログ中心の授業がメインです。液晶タブレットを使用しての授業もありますが、液タブが置いてある教室で授業するときに使います。
アナログで書くことは大切なので、基礎がしっかり身につくといった点ではメリットなのですが、液タブに関して自分で勉強したい場合は、自身で購入して自主学習しなければなりません。
アミューズメントメディア総合学院アニメーション科の実際の様子
授業についていけないとおいていかれる?
元々、絵が上手で書き続けてきた生徒や、絵が苦手だけどアニメが大好きだから入学した生徒など個人個人で能力は様々です。一生懸命努力しているけど、少しついていけない生徒生徒を先生方がおいていくはずがありません。
アミューズメントメディア総合学院では、ひとりひとりがしっかり実力を身につけられるよう講師の方がフォローしてくれます。少人数制ならではのサポート体制が整っているので心配しなくて大丈夫です。
いじめはある?
アニメーションを目指す生徒は、大人しいタイプが多いです。アニメや漫画でモブという表現がありますが、アニメーター科の子たちはベストオブモブといった大人しいタイプの子が多いです。波乱を好まないタイプの生徒が多いので、基本的に普通の学校生活が送れると思って大丈夫!
また、アニメーションの専門学校は課題も多く、自主的に学習もしなければならないので生徒は自分の事でいっぱいいっぱいです。相手をいじめようとする発想も無いと思います。
ほぼ全員が人見知りですが、少人数なので打ち解けて仲良くなるのは結構早いです。
先生は?
先生は、現役アニメーターの方々です。身近にプロがいる事により技術・知識の相談を常にすることができます。写真でみるだけではどんな方なのか不安に思うかもしれませんが、穏やかで話しやすく優しい先生方が多いです。人見知りで引っ込み思案な生徒でも安心して授業に取り組めます。
内田 順久先生
アニメスタジオ、スタジオMAX代表取締役。「機動戦士Zガンダム」や「機動戦士ガンダムZZ」メカニカル作画監督をはじめ、数々の作品でキャラクターデザイン・作画監督を務める。
櫻井 拓郎先生
フリーの作画監督として「デュエルマスターズ!」や「カードファイト!!ヴィンガードG Z」などのキッズ向け作品から「おそ松さん」や「ご注文はうさぎですか??」などの人気深夜アニメまで数々のアニメーション作品を手掛ける。
西村 純二先生
セルアニメ時代よりアニメーション監督、演出シナリオを手掛け現在も活躍。「プロゴルファー猿」「らんま1/2熱闘編」「逮捕しちゃうぞ」「ばくおん」「今日からマ王」など数々の人気作品を手掛ける。
実際体験した感想
私達がアニメーションの専門学校に初めて見学へ伺ったのが「アミューズメントメディア総合学院」です。
面談では、初めてアニメーション専門学校の見学に来た「ド素人の3人組」に対し、担当の方々は丁寧・親身に対応してくれました。
「わからない事がわかりません!」状態で、かなり面倒な親子だったと思います。
ですが対応して下さった方は、嫌な顔ひとつせず、アニメ業界の現状や将来性、給料やアニメーターの労働環境など包み隠さずしっかり説明してくれたました。わかりやすく説明して下さったおかげで、ぼや~っとした将来のビジョンが具体的に見えるようになったと思います。
悩む娘に担当の方は「今決めなくてもいいんだよ。1年考えてからでもいいし、もっとキラキラキャンパスの学校を見学してから考えてもいい。学費も結構高いからじっくり後悔しないように考えて。」と言ってくれていて、とても信頼できました。
この学校に見学へ行ったことが我が家の第一歩だったと感じます。不安だった気持ちをしっかり汲みとって頂き、親身に話を聞いて相談にのって頂いたことが一歩踏み出す勇気になったと感じています。
アミューズメントメディア総合学院へ行ってみようか迷っている方は、ぜひ見学へ行ってください。不安な気持ちや疑問などしっかり相談にのって答えてくれますよ。本当に良い方ばかりでした。
まとめ
実際に見学と面談へ行った結果、アミューズメントメディア総合学院はとても良い学校でした。
初めての見学と面談でビクビクしていましたが、本当に行って良かったです。悪口コミや評判もあったりしますが、どれも気にしなくいいと思います。全く不安になる要素はありませんでした。
迷っている方は、まずは見学へ行ってみることをおすすめします。
アミューズメントメディア総合学院のオープンキャンパスでは、授業を体験することができます。実際の授業を体験することで、夢だったアニメーション業界がグッと近く感じられますよ。
また、LINEで個別に相談会も行っています。オンラインでのオープンキャンパスも開催されているので、チェックしてみて下さい。
娘は見学前に不安なことをLINE相談していて、その対応も神だったと言っていました。
ぜひ、自分の目でアミューズメントメディア総合学院をしっかり見て感じて来てくださいね。
資料請求はホームページからできます。
YouTubeチャンネルもあるようです。
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