口コミだけじゃわからない⁉ アニメーション専門学校は本当にやばいのか?真相を徹底解説

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我が家の長女は、大学受験に失敗したのちアニメーションの専門学校へ進学しました。現在はアニメーターになるため「アニメーション科」に通っています。

 

今や日本文化「クールジャパン」の代表ともいえるアニメ。

アニメの人気はコロナ渦を経てより一層高まったのではないでしょうか。

そんな人気のアニメ業界

将来はアニメーターになりたいな・・・。

と考える方も多いのではないでしょうか。

ちなみに、アニメーターになるにはアニメーションの専門学校に進学してアニメーション制作会社に就職するのが王道です。

 

そこで早速アニメーションの専門学校を検索してみると…

アニメーションの専門学校はヤバイとか悪い口コミやネガティブな発言の書き込みが多い…

検索結果だけ見ると「これって本当にやばいのでは⁉️」と心配になってしまう方も多いと思います。

 

では実際のところ

アニメーション専門学校は本当にヤバいのかでしょうか??

 

という訳で今回は

『アニメーターになりたいけど、アニメーション専門学校に行こうか迷っている。』

『アニメの専門学校は悪い口コミばかりだけど本当なのか不安』という方に。

実際にアニメーション専門学校へ通う娘を持つ私が、アニメの専門学校は本当にやばい所なのかどうかを徹底解説します。

学校の様子や保護者目線でのメリットデメリットなども詳しく説明。

また、実際見学へ行って「ここは良い」と感じたおすすめのアニメーション専門学校もご紹介します。

アニメーション専門学校への進学で心配になっている皆さんの不安が少しでも和らげば幸いです。

アニメーション専門学校は本当にやばいのか?

結果から先に言うと

アニメーション専門学校は全然やばくないです。

「一点特化してるけど普通の学校だよ。」と

通っている娘が言っているのでご安心を。

アニメーションの専門学校とは

アニメ業界へ就職するために、アニメ制作の専門スキルを身につけるための学校です。

アニメ業界のノウハウやスキル、画力と技術を養って就職してすぐ即戦力となれる人材を育成するために アニメーションの専門学校があります。

アニメの有名演出家や監督さんの中にもアニメーション専門学校卒業生がたくさんいますよ。

我が家の娘は、アニメーション専門学校へ通って約1年。学校で先生と友達に日々育ててもらっていて日々感謝です。

実際通う学生と保護者が思うメリット・デメリット

実際通っている娘は、メリットはあるけどデメリットは特に無いかな~と言っています。

私もあまりデメリットは無いと感じますが、親目線もふまえて思うメリット・デメリットはこちら。

メリット

① ほぼ、アニメーション業界に就職できる

アニメーション業界は基本人手不足です。

中でもアニメーターは慢性的な人手不足状態なので仕事は無数にあります。

真面目に専門学校で勉強して努力していれば、よほどのことが無い限りアニメーターになれます。

中には途中で怠けてしまいう生徒や、残念ながらが画力が就職するまでのレベルに達しない生徒もいますが、それを除いて特別な理由がない限り、ほぼ就職できますので安心して下さい。

ちなみにアニメーションの制作会社は、専門学校に募集をかけることがほとんどです。

専門学校から採用した生徒が活躍すれば翌年も同じ学校から学生を採用する可能性もあるので憧れの制作会社に入るチャンスもありますよ。

② アニメーション業界のノウハウが学べる

アニメーション専門学校の講師は、現役アニメーターの方や、アニメーターで活躍していた方がほとんどです。

作画監督の方が特別授業をしてくれるところもあります。

現役アニメーターが講師を務める学校では、 授業中の世間話も参考になると娘は言っていました。

今現場で求められている技術やスキルは、現役アニメーターである先生方が把握しています。その知識をもとに、先生が自分の絵に足りない部分や伸ばす部分などを、的確にアドバイスしてくれるため、とても勉強になるそうです。

また、先生方はアニメの制作現場やアニメの制作会社についても普段の様子を話してくれるため、就職活動をする上でも参考になっているようでした。

③ 就職のサポートが手厚い

基本的にアニメーションの専門学校では就職のサポートが結構手厚いです。

履歴書の添削や面接の練習はもちろん、ひとりひとりと向き合いながら、生徒に適し所へ就職できるようサポートしてくれます。

アニメーターの就職には欠かせないポートフォリオの作成も丁寧に指導してくれます。

本人が希望する会社が、設立間もない会社であれば、その会社が本当に信頼できる会社なのかブラックじゃないかどうかもきちんと調べてもらえます。

娘と一緒にアニメーション専門学校のオープンキャンパスに行ったとき、「生徒たちはスーツ着たことが無いので、面接のスーツ選びも相談にのるんですよ笑」と進路指導の先生が言っていました。

そんなことまで指導してくれるのか~とちょっと笑ってしまいましたが、ここまでしっかりサポートしてくれるので我が家の長女でも安心です。

R5.4月追記

2年生になった娘は就職活動が始まりました。会社の説明会は基本的に学校に企業が出向いてくれます。アニメーターはかなり人手不足のようで引く手あまたのような印象です。これからアニメーターを目指すのはかなり良いのではと思います。

 ④ アニメ業界とのつながりが持てる機会がたくさんある

アニメーションの専門学校では、講師の方が現役のアニメーターの場合があります。

先生が現役ですから、仕事が忙しい場合は別の臨時講師の方が来て、その方ももちろん現役で~なんてもこともしばしば。

また有名な演出の方や脚本家の方の特別授業があったり、アニメ制作会社の担当者が学生の作品を見たり、アニメスタジオを見学する機会が設けられていたりと無数に業界の方とつながるチャンスが持たれています。

学校によっては、有名な制作会社の社長が会社説明に来てくれたりします。

憧れの会社の社長に質問できる機会があるのは、専門学校という環境のおかげと娘は言っています。

娘の友達は絵が上手いので某有名動画配信会社でのアルバイトが決まったようです。その後の就活には敵無しといった感じになるようです。

デメリット

① 学費がちょっと高い

アニメーションの専門学校の学費は、一般的に入学金や授業料等合わせて約250万円前後です。

3年制の学校の場合では、プラス100万円〜120万円くらいかかります。

また、これに加えて別途材料費がかかる学校もあるので注意が必要です。

国立大が4年間で250万円前後、一般的な専門学校の学費が220~240万前後なのでちょっと高いなと思うかもしれません。

② 無認可の学校だと最終学歴が高校卒業 しかも通学定期が使えない

有名なアニメーションの専門学校でも「無認可」の学校があります。

専修学校として無認可なので、卒業しても最終学歴は高校卒業です。

アニメの専門学校を卒業しても他の職業につくかもなぁと思っている方は、認可校をおすすめします。私は卒業したらアニメ業界以外は目もくれません!という方は無認可でも問題ありません。

そんな我が家の長女が通うアニメーション専門学校は「無認可の学校」です。なので通学定期が購入出来ません。結構な金額の通勤定期を購入しています。

本当に我が家はこれが一番デメリット。

それ以外は授業数も授業内容も無認可というデメリットはありません。

③ アニメーション業界以外に就職したいとなっても方向転換は厳しい

 アニメーション専門学校に進学したからには、アニメ業界へ進むほかありません。

ちょっと路線変更して、アニメーターからCGアニメーターへ、キャラクターデザインへ、イラストレーターへという変更は可能です。

しかし、 公務員、商社勤務、学校教師、会社員など全く別への変更はかなり厳しいです。

「自分は絶対アニメーション業界に就職したいんだ!」と決心していないのであれば、専門学校ではなく美大や4大へ進むことをおすすめします。

ちなみに娘には「アニメ業界で一生食べていくつもりかどうか」を重点的に確認しました。

ちょっとでも他を考えるのであれば、専門学校よりも大学へ行った方が良いと考えたからです。

娘は一生アニメ業界で食べていく!と言い切ったので今に至っています。

実際通ってみてわかったこと

本当にアニメーションの専門学校の口コミ評価は辛辣なものが多いです。

娘がアニメーション専門学校へ行きたいと言った時、検索して酷評にびびってしまった程。

でも実際、悪い口コミは誰が書いたかわかりません。

本当に通っていた生徒なのかもわかりませんし、その方がどのような方なのかもわかりません。

全くわからない方の書いた書き込みだけを見て夢をあきらめるのはちょっと勿体ないと思います。

ちなみに…娘が通っている学校は、今でも口コミの評価は1つのままです。でも何の問題もなく学校へ通っています。先生方もパンフレットではちょっと怖そうだったけど意外と話しやすくて気さくだし楽しいそうです。

アニメーション専攻科ですから、クラスメイトも大人しい生徒が多く、人見知りばかりです。人見知りの集まりなので、慣れるまで時間がかかりますが、慣れてしまえば同じ好きなものを愛する仲間なので一気に仲良くなりるようです。

このような経験から娘を通わせてみて分かったことは

「悪い口コミは気にしなくて良い」ということ。

口コミは気にせず、まずは自分の目で実際の様子を確認することが一番です。

資料をみて、オープンキャンパスに行ってみませんか?きっと不安が無くなって頑張ってみようかなと前向きになれると思います。

見学して良かった おすすめのアニメーション専門学校

娘と見学へ行って、ここは良かったと思ったおすすめのアニメーション専門学校をご紹介します。入学に本当に迷ったのが、こちらの2校です。

1 代々木アニメーション学院

引用元:公式サイト

言わずも知れた有名アニメーション専門学校「代々木アニメーション学院」

全国に約10校のキャンパスがあります。

超有名どころの監督さんやアニメーターの方々、有名声優さんも数多く卒業していますね。

代々木アニメーション学院のおすすめポイント

① 環境が整っている

代々木アニメーション学院の設備は十分に整っています。何校か見学してみて、アニメーションを学ぶ環境は代アニがダントツだなと感じました。

教室のどこに座っても、先生の手物が見えるモニターが完備されていて、全校中継システムも整っているため、自校舎以外で行われている特別講師の授業を離れた地域でも同じように受けることが出来ます。

授業は基本的に液タブでの授業となっていますが、液タブはレンタル可能なので持ち帰って自主的に練習することができます。

また、講師の方は現役でアニメーションに関わる方ばかりなので、業界のプロに常時教えてもらえるという特別な環境となっています。

② 実績がある

代々木アニメーション学院といえば一度は耳にしたことがある学校名。それもそのはず1978年に創立されているので、その分確実な実績があります。

本人の努力と技術が必要ですが、アニメーションの制作会社で憧れの有名な会社に就職したい!と思っている方は、制作会社からの信頼もある代アニが特におすすめです。

代々木アニメーション学院の実績はこちら

学費

代々木アニメーション学院のアニメーター科の学費

1年目 1,597,000円

2年目 1,375,000円

AO入学を希望される方は、学費の免除があります。出願時期によって免除金額は変わります。(5万円~20万円)

学費サポートとして、母子・父子家庭の方は学費10万円の免除があります。また、兄弟姉妹が代々木アニメーション学院に在籍中、または卒業している場合・保護者が卒業生の場合も学費10万円の免除があるようです。

代々木アニメーション学院の教育ローンや住居サポート、新聞奨学生制度もあります。

見学に行った感想

実際見学に行った時に、対応して下さった方々が本当に優しくて良い人ばかりでした。

面談も1~2時間近く話していたかもしれません。

アニメ業界は全然わからない保護者2人に対し、不安が無くなるように親身に相談にのって頂きました。その後、娘も一緒に相談と面談になり、娘の挙動不審で的を得てない質問にも丁寧に答えてくれました。

口コミ評価を気にしてビクビクしていたのですが、そんな心配は一切不要だったようです。

アニメ学部には、アニメーター科、アニメ背景美術科、アニメ監督・演出家、アニメ音響科があり、デジタルアニメ学部には、アニメ3DCG科、モデリング科があります。

アニメ業界の職種の中でどうしようか悩んでいる方は、進みたい方向をある程度絞ってから見学へ行くと方向性が定まりやすいです。

ただ、私達が見学の時に「今日で3回目です」という方が居たので何度も見学すると言う方法もありですね。

パンフレットは公式HPから請求できます↓

グループサイト | アニメ・声優・マンガ・イラストの専門校 | 代々木アニメーション学院

パンフレットも雑誌みたいです。クリアファイルも貰いました。

アミューズメントメディア総合学院

1993年に設立され歴史あるアニメーション専門のひとつアミューズメントメディア総合学院。

進撃の巨人で有名なウィットスタジオの中武哲也さんもアミューズメントメディア総合学院のアニメーション科の卒業生なんです。

アミューズメントメディア総合学院のおすすめポイント

① 生徒一人一人へのフォローが手厚い

教室や建物は割と年季を感じるつくりなので、キラキラキャンパスの専門学校を見学した後にアミューズメント総合メディア学院に来ると「おや?」と感じるかもしれません。

ですが、大切なのは中身。アミューズメントメディア総合学院は担任の先生や講師が生徒ひとりひとりをしっかりフォローしてくれる体制が整っています。

大所帯ではないため、生徒一人一人としっかり向き合って指導する事が出来るようです。先生はフレンドリーで話しやすく、生徒の個性に合わせて向き合ってくれるのでとても安心です。

もちろん講師の方は現在も活躍している現役プロの方々。現場で培ったノウハウを鮮度そのままに指導してもらえます。

そして、アミューズメントメディア総合学院の手厚いフォローはなんと卒業後も続きます。キャリアアップ支援や勉強会など卒業してもAMGとともに成長出来る家族のようなアットホーム感。しかもOB・OGの方々が積極的に関わりを持ってくれるので夢へのバックアップにもなります。

② 就職のサポート体制がしっかりしていて安心

アミューズメントメディア総合学院は、高い就職実績と低い離職率を誇っています。

アニメーション業界との太いパイプがあり、一般には出ていない求人や就職情報を入手しており様々な制作会社への就職のサポートがしてもらえます。また、専任のキャリアセンタースタッフが生徒一人一人に合わせた指導を行い、しっかりと指導してくれるのも安心なポイント。

代々木アニメーション学院もしっかり就職サポートしてくれますが、なにせ人数が多いので、少人数のアミューズメントメディア総合学院の方がひとりひとりへの目が行き届くように感じました。

学費

アミューズメントメディア総合学院の学費

1年目 1,280,000円+215,000円(その他の費用)=1,495,000円

2年目 1,180,000円+220,000円(その他の費用)=1,400,000円

※その他の費用は学校行事費や教材費など

早期出願者や推薦入学者には10万円の入学金免除があります。

AO入学を希望される方にも、学費の免除があります。出願時期によって免除金額は変わります。(第1期 10万円、第2期 5万円)

特待生制度があるので選考によっては奨学金が支給されます。

国の教育ローンや学費ローンにも対応。

学生寮やアパートもあり、新聞奨学生制度もあります。

見学に行った感想

我が家がアニメーションの専門学校に初めて見学へ伺ったのが「アミューズメントメディア総合学院」

面談では、初めてアニメーション専門学校の見学に来た「ド素人の3人組」に対し、担当の方々は丁寧に親身に対応してくれました。

わからない事がわかりません状態で、かなり面倒な3人だったと思います。ですが嫌な顔せず丁寧に対応してくれて、アニメ業界の現状や将来性、給料やアニメーターの労働環境など包み隠さずしっかり説明してくれたました。わかりやすく説明して下さったおかげで、ぼや~っとした将来のビジョンが具体的に見えるようになったと思います。

悩む娘に担当の方が「今決めなくてもいいんだよ。1年考えてからでもいいし、もっとキラキラキャンパスの学校を見学してからでもいい。学費も結構高いからじっくり後悔しないように考えて下さい。」と言って頂き、とても信頼できました。

この学校に見学へ行ったことが我が家の第一歩だったと感じます。不安だった気持ちをしっかり汲みとって頂き、親身に話を聞いて相談にのって頂いたことが前に進む勇気になったと感じています。

アミューズメントメディア総合学院へ行ってみようか迷っている方は、ぜひ見学へ行ってください。不安な気持ちや疑問などしっかり相談にのって答えてくれますよ。本当に良い方ばかりでした。

パンフレットは公式HPから請求できます↓

声優・ゲーム・アニメ等のエンタメ専門の学校|アミューズメントメディア総合学院 東京 【AMG】
アミューズメントメディア総合学院のウェブサイトです。ゲーム、キャラクター、イラスト、アニメ、マンガ、ノベルス、声優、それぞれの分野で活躍するプロを育て、「モノ」を生み出す学校です。

まとめ

いかがでしたか。

実際に学校見学と面談に何校か行きましたが、見に行った学校の方々は皆さん優しくてとても親切でした。

うちの長女の場合は、3月下旬に申し込みしたいと言ったので、専門学校の締め切りギリギリでした。ですが嫌な顔ひとつせず、時間が許す限り相談にのってくれて本当に有難かったです。

どこの学校も良い所ばかりではなく悪い所もきちんと説明してくれましたし、アニメーション業界の現状や給料形態、アニメーターになったあとの生活など親の心配に親身に向き合ってくれてとても安心できたのを覚えています。

まだオープンキャンパスは敷居が高いと思ってしまう方は、ひとまずパンフレットなど請求して見てから決めてもいいと思います。

資料を確認して、実際見に行きたいと思ったらオープンキャンパスに行ってみましょう。

まずは勇気を出して一歩踏み出してみてくださいね。

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